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インド経済さらに成長 4年後10%、中国と「世界の両輪」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:歴史・考古学
【ニューデリー=坂本一之】インド経済が成長を加速させている。英バークレイズ銀行は2007年度(07年4月〜08年3月)のインドの経済成長率見通しを9・4%とするリポートをまとめたが、シン首相は12年度までに、成長率を10%まで引き上げると自信を示している。インドのエコノミストからは、高位安定成長を続けることで近い将来、日中独を追い抜いて、米国に次ぐ世界第2位の経済大国になるとの分析も聞こえ始めた。
政治でも「蜜月」
中国はインドにとって第2位の貿易相手国。シン首相の今回の訪中では温家宝首相、胡錦濤国家主席との相次ぐ首脳会談で、10年までに貿易額を600億ドル(約6兆3600億円)に引き上げることなどで合意。巨大市場を持つ両国の経済関係の強化を印象づけた。
財閥系タタ自動車が10万ルピー(約28万円)の超低価格車「ナノ」を発表して注目を集めた自動車ショーに、「中国の部品メーカー関係者が大挙してきていた」(大手商社駐在幹部)という。タタ自動車はナノの対中輸出も検討しているもよう。
政治的関係でも「蜜月ぶり」を内外に宣伝した形の両国。経済成長で先行する中国のビジネスノウハウがインドに輸入されることになれば、双方の関係はアジアだけでなく、世界経済を駆動する車の両輪になる可能性も秘めているといえる。
こうした中でロイター通信は、今年のインド株式市場が世界の資金の安全な避難先になるとのメリルリンチのストラテジストの見方を伝えた。