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【新春インタビュー】福井威夫・ホンダ社長に聞く
このニュースのトピックス:くるま
−−昨年はどのような1年か
「屈辱的な出来事が2つあった。1つはF1で順位が低迷したこと。もう一つは(平成19年1〜11月の国内四輪販売台数が)業界5位だったこと。ホンダが5位というのは何とも言えない気持ちだ」
−−新興国市場への低価格車投入の動きが相次いでいる
「ホンダとしては現実性がない選択肢だ。インド市場において二輪車から30万円前後の四輪車へ乗り換えさせようという狙いだろうが、環境などさまざまな面からそう簡単にいくだろうか。むしろこれからは環境に優しい二輪を見直す動きが出てくると思う」
−−環境対応における戦略は
「(電気モーターとガソリンエンジンを組み合わせて走る)ハイブリッド専用車を市場に出す。投入までには大幅なコストダウンが必要だ。22年には40万〜50万台販売体制を目指す。一方で昨年投入の『フィット』も燃費面で相当な努力をしている。サイズの大きい車にはディーゼルエンジンを搭載して対応したい。燃料電池車も量産化のレベルには近づいている」
−−高級車ブランド「アキュラ」の国内展開は
「北米販売の結果があと2年で出る。また、今後2年以内には(国内向けの)アキュラ投入車種もそろう。現時点ではヨーロッパのようにニーズのある地域に展開をしたい」
−−他社との提携を模索する可能性は
「これからは『大きいことはいいことだ』的な発想ではうまくいかない。互いに足りない部分を補完し合う提携はあり得るかもしれない。その可能性は否定しない」 (福田雄一)