ニュース: 経済・IT RSS feed
紀州製紙も古紙配合率偽装
このニュースのトピックス:ニセモノ事情
製紙業界中堅の紀州製紙は19日、印刷用紙とコピー用紙などの古紙配合率を公称より引き下げていたことを明らかにした。配合率を偽装していたことになる。23日までに調査結果を発表し、業界団体の日本製紙連合会に報告するという。
既に王子製紙や日本製紙グループ本社などが調査結果を公表し、中越パルプ工業を含めた有力6社の偽装が判明しているが、環境重視の経営を偽った「環境偽装」は中堅以下のメーカーでも今後相次いで発覚しそうだ。
紀州製紙は主に紀州工場(三重県紀宝町)で、印刷用紙やコピー用紙などを生産。昨年10−12月の製品の生産量や、偽装が始まった時期などを調べている。
国などに環境に配慮した製品の購入を義務付けたグリーン購入法の対象品でも偽装があったという。偽装があった製品は生産、販売を中止する見通し。
紀州製紙は人員削減などの経営再建を進めており、平成10年3月期連結決算で4年連続の営業赤字を予想している。