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NTT東西が光接続料値下げを申請
NTT東日本、西日本の両社は9日、他の通信事業者に対して貸し出す光ファイバー回線の接続料引き下げを総務省に申請した。NTT東西による光ファイバー網接続料の改定や引き下げは今回が初めて。同省の認可を経て、4月1日から引き下げる。NTT東西は同時に、平成20年度から3年間の接続料で不足した分を借りた企業に、応分の負担を求める方針だ。
NTT東西によると、光回線サービス「Bフレッツ光」の加入件数は今年度末で900万件弱。現行の接続料では、18年度実績で、光1回線あたり、東西で4000円弱の赤字だ。22年度末の加入件数を2000万件と見込み、今年度から、現在の接続料である1しんあたり月額5074円を東日本が4713円に、西日本が約5048円にそれぞれ引き下げる。
これにより、NTT東では20年度の収益が14億円減少となりそうだが、光ファイバーの耐用年数を使用実態に合わせて見直した結果、償却費が100億円程度減少するという。
光回線1しんあたりのコストは、22年度にNTT東で4226円となる見込み。翌期以降は実際のコストに基づいた接続料を適用したい意向だ。
今回、NTT東西が導入を目指す「キャリーオーバー方式」と呼ぶ事後精算方式では、今後3年間の接続料不足分が、翌期以降に上乗せされる。
不足分を後で負担することになるソフトバンクなど、借り手側の通信事業者からは、反発も予想される。これに対してNTT東日本の渡辺大樹経営企画部長は「総務省や他事業者の理解を得て、ぜひ実施したい」としている。