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【TOKYOの時代】(終)アジアの首都へ変身 大阪「梅田北ヤード」 (3/4ページ)
関空の貨物増加/鉄道網も充実
空の玄関口である関西国際空港(大阪府泉佐野市)の第2滑走路(長さ4000メートル)が昨年8月にオープンし、国内初の完全24時間空港が誕生した。梅田北ヤード再開発計画が完成するころにはJRの新駅も設置され、特急で約40分の距離で、乗り継ぎ時間を除けば、上海に2時間半、北京へも4時間以内と首都圏から最大1時間20分早く着ける。
それだけでなく、航空貨物拡大に向けて期待が高まっている。「関西には大きなビジネスチャンスがある」とは昨年6月、国内最大の貨物輸送施設を関空に建設した世界最大級物流グループ、DHLジャパンのギュンター・ツォーン社長。
中国向けを中心に貨物需要が増大しているためだ。関空からは現在、中国各地へ旅客、貨物合わせて国内最大の週324便が就航している。昨夏に比べて19便増加、特に貨物便は87便から107便へと大幅に増えている。国際貨物量も昨年11月まで6カ月連続で増えている。
関西の鉄道網は今年さらに充実する。大阪府東大阪市を縦断する初の路線、JRおおさか東線が春に一部開業する。また、鉄道空白地帯だった大阪・中之島には、京阪電気鉄道などが秋に中之島線を開業させる。来春には近畿日本鉄道と阪神電気鉄道が難波で直結する阪神なんば線(西九条−近鉄難波)も開通する。
おおさか東線は大阪東部を縦断し、今春の開業から1日142本の列車を運行する予定で、関西、片町両路線との相互乗り入れ列車が入る見込みだ。奈良方面から大阪・梅田に行く場合、天王寺で乗り換える手間が省け、大幅な時間短縮になる。
「天下の台所」大阪の象徴だった中之島を横断する中之島線も関西経済活性化の新たなステージを切り開きそうだ。中之島線は京阪天満橋駅から新設の中之島駅までを結ぶ約3キロの路線。京都、中之島という、関西の歴史ある2地域が直結する。