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【TOKYOの時代】(終)アジアの首都へ変身 大阪「梅田北ヤード」 (1/4ページ)
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日本最後の一等地
関西の玄関口、JR大阪駅の北側に約24ヘクタールの広大な敷地が存在している。「梅田北ヤード」(大阪市北区)とよばれる梅田貨物駅跡地エリアは“日本最後の一等地”とも言われる。
関西系企業の本社東京移転など東京一極集中で関西地区の実質GDP(国内総生産)シェアは16%(2002年度)とピーク時の19%台を割り、減少傾向にある。このため関西経済界は、第2滑走路が開通し、24時間空港となった関西国際空港から中国などへ最短時間で行ける地の利を生かし、大阪を“アジアの首都”にしようという計画を進めている。
その拠点となる梅田北ヤード1期先行開発区域(約7ヘクタール)のコンペに日本を代表する企業4グループが応募。三菱地所やオリックス不動産など12社で構成する事業者連合が国鉄跡地入札価格で最高の3・3平方メートル当たり4000万円超で取得した。
昨年末に大阪市との協議がまとまり、高さ180メートルの超高層ビル4棟で延べ床面積48万平方メートルという巨大な再開発計画案が決定。今秋にも建設開始され、2011年春に街開きの予定だ。
“アジアの首都”となるため、関西経済連合会や大阪大学および、大阪市などの産学官によるまちづくりの基本方針では、大学や企業の研究室などを集めて先端技術の開発拠点「ナレッジ・キャピタル」(知的創造拠点)を中核にする未来型都市を志向することにした。
すでに大阪大学、松下電器産業など35件の入居希望者が登録。1月にも米カーネギーメロン大や上海・復旦大が大阪市内に進出。将来、同地区進出を希望している。