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【新春インタビュー】御手洗冨士夫・日本経団連会長に聞く (1/2ページ)
このニュースのトピックス:財界
混迷する政局をはじめ、資源価格高騰や米サブプライムローン問題など、不透明感の漂う日本経済。日本の経済・産業界を代表するトップリーダーたちは、今年をどう展望しているのか。第1回目は日本経団連の御手洗冨士夫会長。国内外の政治・経済状況と成長への処方箋(せん)を聞いた。
−−昨年の世界経済を振り返ると
「ひと言でいえば、激動の年だった。米国の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き問題があり、米国発の金融不安が世界の株式市場に影響した。一方で、地球規模で見れば、中国など新興国における年10%前後の経済成長が全体の景気を牽引(けんいん)し、世界では年平均5%強の高度成長が続いた。ただ、需要拡大で原油価格が高騰し、経済にもじわじわ影響を与えつつある。また、日本経済には危機感を感じている」
−−危機感とは
「日本経済の停滞感だ。当初平成19年度は実質2・0%、名目2・2%の見通しだった経済成長率が、実質1・3%、名目0・8%に下方修正された。経団連会長に就任以来、18カ国をまわり、各国の首相や経済閣僚、経済人と意見を交換したが、みな自国の競争力強化に狂奔している。世界の成長が加速する一方、日本の20年度の成長率は実質2・0%に留まり、このままでは国際競争から取り残されるという危機感が強い」

