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【トップランナーに聞く】ヤフー井上雅博社長 (1/3ページ)
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井上雅博(いのうえ・まさひろ) 昭和54年、東京理科大卒。ソード電算機システムを経て、62年にソフトバンク総合研究所。平成4年にソフトバンクへ。秘書室長などを経て、8年1月のヤフー(日本法人)設立時に取締役に就任。同年7月から社長。現在、ソフトバンク取締役も務める。東京都出身、50歳。
――2007年を振り返って
「ヤフーにとって一番大きかったのは、オープン化を言い始めたこと。過去10年は、ヤフーのサービスをたくさん使ってもらうことに集中してきたが、今後はパートナーと一緒にインターネットを便利に楽しくしていこうと大きく転換した」
――転換させた理由は
「リーチ(全ネットユーザーのうち月に1度以上ヤフーを使う人の割合)は80%以上あるが、利用時間は全ユーザーがネットを使う時間全体の17%くらいしかない。今までの考え方なら『もっとたくさん使ってほしい』となるが、もしかすると、インターネットはそうしちゃいけないのではないか、そうならないのではないか、と思った」
「ヤフーは学生からビジネスマン、主婦、お年寄りまで、誰が使ってもそこそこいい。逆に言うと、誰にとっても100%ではない。満足度は必ずしも高くないと思っている」
――今後はパートナー企業へのインフラになるのか
「課金やセキュリティのシステムは、ものすごく金がかかり、小さい会社が作って運営するのは大変。そこでヤフーのシステムを使ってもらえれば、各企業はよりユーザーに向かった部分を作ることができる。ヤフーは、開発費などはいらないが利用料はもらう、そんなウイン・ウインの関係がいい」



