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「レストラン街で勝負」競争激しい大阪の百貨店 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:流通業界
大幅な増床や建て替えなどで競争激化が確実な大阪の百貨店業界。しかし消費は伸び悩み、「売り場面積の拡大だけでは効果は薄い」(在阪の百貨店幹部)との見方は共通している。そこで、集客の柱にしようと強化を図るのがレストラン街だ。上層階で食事した客が下層階で買い物をする「シャワー効果」も期待できるため、面積の拡大や有名店の誘致など、レストラン街の魅力アップに向けた各社の取り組みが本格化している。
「日本最大のレストラン街をつくる」
こう宣言するのは、近鉄百貨店の中川文雄社長。平成25年春の開業を目指して建て替えられる阿倍野本店(大阪市阿倍野区)は、売り場面積が約10万平方メートルと日本最大の百貨店になる。
店舗は、高さ300メートル、地下5階〜地上59階の超高層ビルのうち、地下2階〜地上14階部分に入居。レストラン街は12〜14階の3フロアを予定しており、広さは約1万平方メートルとなる見通しだ。
現在の阿倍野本店のレストラン街は約5000平方メートルで、29店が出店。18年度の売上高約45億円は「関西の百貨店店舗の中でトップクラス」(同社)という。
大幅拡大の理由を中川社長は「集客装置として力があり、投資効果が出やすい」と説明。「関西初の高級店や隠れた名店などを、幅広く誘致したい」と意欲を見せる。

