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【TOKYOの時代】(6)羽田空港 広がる翼陸空網羅 (2/5ページ)
このニュースのトピックス:TOKYOの時代
1984年からの沖合拡張が2004年12月の第2ターミナル開業で完了したのに続き、増大する一方の首都圏の航空需要に対応するため、4本目の滑走路(2500メートル)が空港の沖合に建設されることになり、今年3月に着工された。3年後の10年10月末の供用開始予定で、発着回数は現在の年間約30万回から41万回近くに増加する。
処理能力増強で羽田への一極集中が進み、採算性の低い地方空港間の路線廃止が加速しかねないとの懸念もあるが、やはり羽田乗り入れ便増加によるプラス効果は大きい。
また、空港の地元、大田区は羽田の再拡張をまちづくりに生かしたいと期待する。事業に伴って生まれる跡地について、大田区は一部を取得し、文化交流や産業支援の機能を有するゾーンとして活用したい考えだ。
「終戦後、当時の東京飛行場が進駐軍に接収された際、地元住民はほぼ強制的に退去させられたという経緯もあり、区民に喜ばれるように有効活用したい」(大田区の藤田正人空港臨海担当部長)という。
もう一つ、大田区が大きな期待をかけているのが「蒲蒲(かまかま)線」だ。1キロ近く離れ、移動が不便な京浜急行、東急電鉄それぞれの蒲田駅を結ぶ鉄道新線で、2000年の運輸政策審議会では「15年までに整備着手することが適当」と位置付けられた。区では地下駅を建設するという独自の計画素案をすでに策定している。


