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【直球緩球】オムロン・作田久男社長 技術向上できるM&Aを (1/2ページ)
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−−平成13年度から始まった10年間の長期経営構想の進捗(しんちょく)状況は
「今のところ順調に進んでいると思う。『グランドデザイン2010』と呼んでいるが、来年3月で16年度から4年間の第2ステージが終わるところだ。『企業価値の長期的最大化』をテーマに掲げ、既存ビジネスの強化と同時に新規の分野・技術の育成に力を注いでいる。10月に19年度の連結営業利益予想を従来予想の750億円から710億円に下方修正したが、その理由は、銀や銅など原材料価格高騰によるマイナス効果が、円安によるプラス効果を上回ったことが大きい」
−−来年4月からの第3ステージ(20〜22年度)で重視するポイントは何か
「持続的に企業価値が向上するメカニズムをいかに作り、そのために必要な手を打つかだろう。この構想の終わる22年度の連結売上高は、おそらく1兆円を超えていると思う。とはいえ、M&A(企業の合併・買収)をしてでも、22年度に達成したいという性格の数字ではない。(営業利益率の目標などは)年明けに公表したい」
−−自己株式(金庫株)の保有上限を発行済み株式総数の10%に定めた。金庫株の活用方法を検討しているのか
「M&Aなどで将来の成長のための投資をしたい気持ちはある。ただ、社内向けの方策も考えている。税法の関係などがあるのですぐにはできないものの、金庫株を活用して社員のやる気を引き出す使い方ができればいいのではないか」

