ニュース: 経済・IT RSS feed
大阪にもブランド米 「シルク21」 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:汚染、公害
ホタルやオオサンショウウオが生息する猪名川上流に位置し、昼夜の気温差が大きい山間地という良質の米を生産するには絶好の環境に恵まれている両町。だが平成9年、ダイオキシン問題が能勢町を襲い、その風評被害でJA大阪北部の米の売り上げは一気に3割以上落ち込んだ。
水質調査で田地に注ぐ水の安全性が確認されたにもかかわらず、一度吹き荒れた風評からの巻き返しは困難を極めた。
そんな中で再生に向け、夢を託したのが「シルク21」。JA大阪北部では、能勢・豊能両町で主に生産されていた「キヌヒカリ」を12年に「シルク21」と命名、ブランド化に乗り出した。
「ダイオキシンのイメージを一掃し、安全でおいしい米であることを訴えたかった」と長澤さん。
コシヒカリを“先祖”に持つシルク21。つやと甘みが特徴だ。冷めても固くならないことから、おにぎりにも最適という。そして、シルク21の中でも農薬や化学肥料の使用量を通常の5割以下に抑えたものを16年に「エコシルク21」と名付けて発売。府の「エコ農産物」の認証も受け、試食会を重ねて安全・安心をアピールした。