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【直球緩球】森ビル・森稔社長 東京の3エリア重点開発 (2/2ページ)
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−−シンガポールにはどんな魅力があるのか
「面白い国だ。数年前までは疲弊していたが、今では政策を転換し、大型リゾートの開発などに力を入れている。象徴的なのは、観光客誘致のためにカジノを解禁したこと。ただ、実際に開発を手がけるとしても、時間がかかる」
−−国内での今後の展開をどう考えているか
「東京は、過去15年の日本経済の停滞の影響で自信をなくし、元気がない。私は東京の発展が日本全体の発展につながると考えている。今後、六本木ヒルズを中心とする六本木エリア、アークヒルズを中心とする赤坂・麻布台エリア、そして虎ノ門・新橋エリアの3つを重点的に開発し、国際的な金融センターに育てたい」
−−理想的な街づくりとはどうあるべきだと思うか
「都市機能を立体的に集約して複合利用する、われわれが『垂直庭園都市』と呼んでいる形だ。地上には超高層ビルを建て、住宅やオフィスを入れる。大地は開放して緑いっぱいのガーデンにする。そして人工地盤の下には、劇場や音楽ホール、図書館といった文化的施設などを作る。生活が非常に便利になるし、海外からやってくる人にも仕事がしやすく生活もしやすい、くつろいだ雰囲気で魅力的な街になる」(山口暢彦)
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■もり・みのる 昭和34年、森ビル設立と同時に取締役。常務、専務を経て平成5年1月から現職。73歳。京都府出身。

