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コーセー、台湾に攻勢 高級ブランド「ジル」投入 アジア市場開拓の試金石 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:女性
コーセーは25日、百貨店専用の高級化粧品ブランド「ジルスチュアート」を来春から台湾で販売することを明らかにした。ジルは米国の女性向け有名ファッションブランドだが、化粧品については2005年にコーセーがライセンス契約を取得。国内でジルブランドの化粧品を販売しているが、海外展開は台湾が初めて。少子高齢化で国内市場が先細りとなるなか、世界的なブランド力と日本メーカーの技術力の融合で成功したジルを武器に、成長が続くアジア市場を開拓する。
ジルは1994年に誕生。ニューヨーク発の洗練されたブランドとして高い知名度を誇り、ファッションブランドとしては世界12カ国・地域で約200店を展開している。国内では多くの百貨店に出店し、同ブランドの全世界売上高の約6割を日本が占める。
ジルは化粧品ブランドを展開するに当たり、製造・開発を担うパートナーとして、「米国製品にはない高い品質と技術力」を評価し、コーセーに白羽の矢を立てた。
コーセーは国内で、あえて自社名を出さずにジルのブランド力を生かす“黒子戦略”を展開。商品は百貨店だけで販売しているが、20〜30代の人気を集め、07年1〜11月の売上高は前年同期比2倍以上と好調で、「グループ内ではもっとも成長率の高いブランド」(小林一俊社長)となっている。

