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人気沸騰 限界集落の幻の米「神子原米」 (1/2ページ)
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緩やかな傾斜に棚田が広がり、清らかな水が流れる石川県羽咋市神子原(みこはら)地区は、約1000人いた住民が15年で半減、人口の約半分は65歳以上という“限界集落”だ。この地でとれるコシヒカリ「神子原米」が、富裕層向け雑誌で紹介されるなど、ブランド米として注目を浴びている。
昼夜の大きな気温差と清流が生み出す上質品として地元では古くから知られていた神子原の米を、全国ブランドに育てる試みが始まったのは平成17年。同市1.5次産業振興室の高野誠鮮主幹は「農業が職業の選択肢になれば後継者も続く。宝はもともとあるのだから、あとは売り込み方だった」と振り返る。神子原の農家と会合を重ね、ブランド化戦略を練った。
影響力のある人に食べてもらおうと「神子原」の地名にちなんで、東京のバチカン大使館を通じローマ法王へ献上。ユニークなPRが功を奏し、テレビなどでも取り上げられると、放映直後から生産農家などに問い合わせが相次いだという。