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おさえたトーンで船出 NHK次期会長 福地氏が会見 (1/3ページ)
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会見の冒頭、福地茂雄氏は古森重隆委員長から再三の打診を受け、悩んだ末に、会長を引き受けるにいたった経緯を語った。福地氏は「2、3日前から風邪をこじらせまして」と、やや、おさえたトーンで話し始めた。
■会見全文
「古森委員長から11月上旬に、NHK次期会長に推薦したいと打診があったが、即座にお断りした。NHKがどうではなく、その任にあらず、ということで。その後3回打診があった。12月上旬になり、まさに真剣な要請があった。4回目に説得に負けてお引き受けした。企業経営には若干の知識を持っているが、公共放送の代表としての責任を全うできるか、悩みに悩んだ。古森委員長から使命感の重さを熱く語ってもらった。
会社が変わっても、新しい仕事は大変な不安がある。アサヒビールの新商品でも不安だった。新しいことにチャレンジするとき、不安はつきもの。真摯(しんし)に突き詰めれば、これまでの仕事もこれからの仕事も、究極は同じではないかと考え、引き受けた。
また、質の高い番組を国、社会、文化、教育、経済など大きな問題で発信することにNHKの意義を感じ、引き受けた。人生最後の最大の仕事として取り組んで参りたい。
アサヒビール会長、相談役の時は財界活動をやったが、社会への恩返しということで、芸術文化支援、環境保全、教育への貢献に努めた。企業メセナ協議会理事長、東京芸術劇場館長のほか、11月に退任したが東商の環境委員長、CSR副委員長をやった。フジサンケイグループの地球環境大賞の世話人、大学の環境問題の寄付講座にも協力している。長崎の高校で人生論の講演もしている」




