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流通各社 PB商品で値上げ対抗
このニュースのトピックス:中国製品
流通各社は自社開発のプライベートブランド(PB)商品に力を入れている。企画から生産、販売まで管理できて、テレビCMなどの広告、販売促進費をかけないことで、メーカー商品より2−3割安い低価格を実現できるからだ。
イオンは11月末、PB商品「トップバリュ」のヨーグルトや食パンなど食品を中心とする24品目の値下げに踏み切った。値下げ前の5倍を売り上げる品目もあり、値下げによる減収を売り上げ増でカバーする。セブン&アイ・ホールディングスも今年5月に販売を始めたPB商品「セブンプレミアム」を、洗剤やティッシュペーパーなどの日用品に拡大。値上げが相次ぐ食パンも投入した。
ユニーは伊藤忠商事と提携し、傘下のコンビニ、サークルKサンクスと伊藤忠グループのファミリーマートという4社共同でPB商品開発に着手、年明けに第1弾として健康志向のパンを投入する。提携で調達コストの削減など規模のメリットを追求する戦略だ。
欧米では売上高に占めるPBの割合が独テスコで40%超、米ウォルマート・ストアーズも20%超と高いが、日本はイオンでも平成19年2月期で8%にすぎず、拡大余地が大きいと判断している。ただ、みずほコーポレート銀行産業調査部の堀千珠氏は、「消費者の嗜好は多様化しており、メーカー商品を含めた幅広い品ぞろえが不可欠」と指摘し、PB商品の一段の拡大を疑問視している。