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サッポロ、サントリー…ビールも値上げ
このニュースのトピックス:流通業界
サッポロビールは20日、ビール類の値上げを来年4月1日から実施すると発表した。サントリーもビール類の値上げについて年内に発表する方向で調整している。
世界的なバイオ燃料の需要拡大で、ビールの原材料である麦芽やホップの価格が値上がりしているのが要因。サッポロは「麦芽やトウモロコシ、段ボール資材など2008(平成20年)の原材料コストは2007年比で30億円上昇する見込み」と話しており、1990年3月以来、約18年ぶりの値上げを行う。
各商品の実勢価格(350ミリリットル缶)は、プレミアムビール「エビス」(245円前後)が7〜12円、「黒ラベル」(208円前後)が6〜10円、「生搾り」など発泡酒(152円前後)が5〜8円、「ドラフトワン」など第3のビール(135円前後)が4〜7円上昇する見込み。
一方、サントリーも「年内には何らかの意思表示を示す」(同社幹部)とし、同業他社と同様な形で、ビール類の値上げに追随する姿勢だ。
他のビールメーカーはすでにキリンビールが来年2月から、アサヒビールが来年3月から値上げを実施すると発表しており、値上げ幅は各社とも店頭価格ベースで平均3〜5%程度になる、とみられている。
■サッポロホールディングス サッポロビールをはじめ、サッポロ飲料、不動産事業の恵比寿ガーデンプレイスなどを傘下に持つ純粋持ち株会社。1876(明治9)年に北海道で創業した。戦後に分かれるまで、現在のアサヒビールと一緒の会社だった。「ヱビス」「黒ラベル」などビールの有力ブランドを持ち、2004(平成16)年には「ドラフトワン」を全国発売し、麦芽を使わない「第3のビール」市場を開拓したことでも知られている。