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NHK経営委員会の内紛露呈
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古森重隆委員長のリーダーシップのもと、思い切ったNHK改革を進めてきた経営委だが、今回の“内紛”で、一枚岩でない内情が暴露された。足並みの乱れは会長人事だけでなく、今後の改革そのものにも影を落としそうだ。
古森委員長の運営手法については、これまでも「強引」との批判がなかったわけではない。委員会終了後も、会見をせず、簡単なブリーフィングのみとしたり、一部の議事録を非公表(公表分もホームページで約1カ月後に掲載)と不透明な部分も多かった。
会見した2人の委員も「議事運営は独断的にすぎ、到底、支持することができない」と批判。申立書にも「威圧的ともいえる言辞で議論を封殺」と、物騒な文言が並んだ。
しかし、委員の1人は「確かに、古森さんは、はっきりものを言う、言葉の荒っぽいところはあるが、誰かがまとめないと委員会は成り立たない。議論の進め方自体は民主的だと思う」と弁護。そのうえで、「経営委は一つの組織なのに、こういう形で会見をするのはいかがなものか。国民の目にどう映るかが心配だ」と批判会見に疑問を投げかける。
今回、明らかにされた“議事録”の一部によると、会長人事については前回の経営委員会の段階で、「外部」からの登用に賛成している委員が8人、態度保留が2人。批判した2委員は「内部」のOBを明確に推す“少数派”だった。
2委員は「民主的な運営がなされない場合、辞任を覚悟している」と表明している。古森委員長の求心力に陰りが出たことが、NHK改革にどう影響するかが注目される。