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NHK経営委員長に対する申し入れ全文 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:テレビ局
NHK経営委員会委員長
古森重隆様
公共放送NHKの最高意思決定機関である経営委員会の委員長として重責を担い、一連の職員不祥事により失った視聴者の皆さまの信頼を取り戻すため、粉骨砕身、NHKの改革を牽引(けんいん)されていることに、心より敬意を表します。私たち2名の経営委員も、そのような委員長の努力と情熱に深く共感し、ともに汗をかく決意で、NHK改革の推進のため、例えば経営計画案の練り直しの方針を支持するなど、微力を注いでまいりました。
しかし、来年1月に任期が切れる会長人事に関しては、これまでの議事運営は独断的にすぎ、到底、支持することができません。このままでは、前委員長時代から進めてきた経営委員会自体の改革、とりわけその大きな柱である会議の透明性、公開性の確保はもとより、委員同士の自由闊達な議論により意思決定に至る民主的運営が水泡に帰すとの危機感を、強くもちます。その結果として、果たして、厳しい経営環境の中で公共放送NHKの真の改革を担い、将来にわたって間違いのない方向へと導くことができる人物を選出することができるのか、また、そのことにより視聴者の皆さまの支持を得て、道半ばの信頼回復を達成することができるのか、選出当事者の列に加わる者として大いに危惧(きぐ)の念を抱かざるを得ません。もし、私たちが恐れるそのような結果になれば、またもやNHKは視聴者の皆さまから厳しい批判を受け、今度は回復しがたい痛手を被ることでしょう。そして、私たち経営委員は、未来にわたってその汚名を受けることになります。
決してそうなってはならない、との切実な思いから、私たちは、異例ではありますが、いまただちに委員長の議事運営の姿勢を改めていただくよう、次の事項を要望致します。