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物流・航空3社、国際急送便会社を設立へ 欧米勢に対抗 (1/2ページ)

2007.12.18 20:18
このニュースのトピックス郵便・運輸

 日本通運、近鉄エクスプレス(KWE)、全日本空輸の3社は18日、企業の小口貨物を急送する国際エクスプレスの事業会社を来年4月、共同設立すると発表した。国内の物流と航空の大手が手を組み、アジアを中心とする空陸一環輸送網を整備し、先行する欧米の総合物流企業(インテグレーター)に対抗する。

 日通とKWEは今年8月、アジア域内で急成長が続く国際エクスプレス事業に共同参入することで基本合意。さらに、数百機の貨物機を保有する欧州DHLや米フェデックスなど欧米インテグレーターに対抗するには、国際航空貨物事業に力を入れる全日空を新たに加えるのが得策と判断した。全日空が那覇空港を大規模な航空貨物基地とし、アジア域内の広範な国際航空貨物ネットワークづくりを進めているからだ。

 共同設立する事業会社は書類や部品などを集め、小口貨物として海外の事務所や工場に1〜2日で配達する事業を手がける。全日空が34%、日通とKWEがそれぞれ28%ずつ出資し、残り10%は他の物流会社などに出資を呼びかけるという。

 初年度は20億〜30億円の売上高を見込んでおり、平成23年度は500億円を目指す。

 3社がスクラムを組む背景には、急成長が続くアジア市場を席巻する欧米インテグレーターに対する危機感がある。

 日通、KWEはこれまで主に企業向け国際大口貨物を取り扱ってきた。しかし、小口貨物が中心だった欧州のDHLやTNT、米国のフェデックスやUPSなど小口貨物を急送するインテグレーターがアジアで積極展開し、大口貨物にも進出。「棲み分けができなくなった」(KWEの辻本博圭社長)。

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