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【夢をカタチに】ヴイストン社長・大和信夫さん ようやく誕生した「鉄人28号」ロボット (2/2ページ)
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こうして、計画は実現に向けて動き出したが、製作は困難を極めた。
「足が細いロボットは当時は難しかったが、ずんぐりむっくりの『鉄人』ならばいけると踏んでいたが簡単ではなかった。実は『鉄人』は、体のサイズに対して足が小さい。安定度を増すために足を大きくしようとしたが、版権元が難色を示した」。大和社長は苦労を振り返る。
また、価格も問題となった。当初は10万円程度での製品化を目指していたが、最終的には3倍以上に膨らみ「買ってくれる人がどれだけいるかという不安がスタッフや関係者にも広がっていた」という状況に直面した。
結局、価格は35万1750円。ヴイストンのサイト上でのみ受注し、200台の注文が集まった時点で製造開始とした。 3月の映画封切りに合わせて予約を開始したところ、同社の不安をよそに2週間ほどで完売。その後、生誕50周年と神戸空港の開港を記念して発売した100台限定モデルも完売の大人気で、増産計画も浮上している。
現在、別なアニメキャラのロボット化に取り組んでいるが、「当時は納期もあり、できないことはしなかったが、いまは何でも試そうとしているのでなかなか完成しない」と笑う。キャラクターロボットの生みの親に妥協はない。(阿部賢一郎)

