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【クルマの達人】ダイハツ コペン「アルティメットエディションII」 (1/2ページ)

2007.12.13 16:09
このニュースのトピックス「SANKEI EXPRESS」から
愛くるしいボディーラインは遊園地にピッタリ。丸目のライトをはじめ徹底した曲線基調が潔い=東京都江東区(ナンバープレート部分のみ画像処理)愛くるしいボディーラインは遊園地にピッタリ。丸目のライトをはじめ徹底した曲線基調が潔い=東京都江東区(ナンバープレート部分のみ画像処理)

 ■街を遊園地にする「カボチャの馬車」

 「ツードアのその銀色のクルマは−なんと言えばいいのか−とにかく妙ちきりんな格好をしていた。フェンダー、ボンネット、リアトランク、ヘッドライト、すべてが丸っこく、あえて譬(たと)えれば、お椀(わん)を逆さまにしてテーブルの上に伏せたような格好をしている。少し、てんとう虫にも似ている」(垣根涼介著「君たちに明日はない」=新潮文庫)

 うまい、のだ。山本周五郎賞を受賞した同書に限らず、垣根氏は作中の車にこだわる。スバルのインプレッサやレガシー、マツダのユーノス500…。それが人物像を浮かび上がらせ、作品のスパイスにもなる。「君たちに−」のなかで、「これが、あなたの自慢のクルマ?」と問われた主人公は、こう返す。「カボチャの馬車」と。

 しかも、試乗車は黄色と聞いていた。黄色い車の経験は、タクシーくらい。どんな気分なんだろう、どんな服が似合うんだろう。たぶん、水色をしたコムデギャルソン・シャツあたり。ムーン・アイランドに急いだ。

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 東京都中央区の「月島」にあるショールームに「アルティメットエディションII」のコペンがいた。原色ペンキのような黄色いボディーに、足はビルシュタインのショックとBBSのアルミホイールが奢(おご)られた。

 愛らしい丸目のライトにウインクされた。昔は当たり前だったのに、最近の車はつり目がち。いつから丸目の車が減ったんだろう。ちなみに、自分が乗ってきた車の丸目率は約67%。丸い瞳で見つめられると、ちょこっとばかり弱いのだ。

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 真っ青な空に、屋根はいらない。ほとんど指1本のボタン操作で、ルーフはリアトランクに吸い込まれる。ゼンマイ仕掛けのような音。どこか、おもちゃっぽい。手動で幌(ほろ)を上げる自分のアルファ・スパイダーと比べて、浮気心が芽生えてしまう。

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愛くるしいボディーラインは遊園地にピッタリ。丸目のライトをはじめ徹底した曲線基調が潔い=東京都江東区(ナンバープレート部分のみ画像処理)
イタリアの名門ブランド、MOMOの手に吸い付くステアリングとホールド感抜群のレカロシートが気分を高揚させる。これで、タコメーターがセンターにあれば…
幌をオープンにしたときはもちろん、クローズドボディーも愛くるしい。剛性感もややアップするようだ(特殊レンズでミニチュア風に撮影)=東京都文京区
ダイハツ執行役員の相坂忠史氏
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