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関心は「和食」、購入したいのは「洋服」 訪日外国人意識調査
訪日外国人旅行者がもっとも関心のあることは「日本料理」であることが、国際観光振興機構(JNTO)の調べで明らかになった。海外で日本食ブームが広がるなか、同振興機構は「今後、本場の日本料理目当ての訪日が期待できそうだ」と話している。
それによると、日本を訪れた外国人旅行者に、もっとも関心のあることを5つまで挙げてもらったところ、「日本料理を食べる」(71・2%、複数回答)が圧倒的に多く、以下、「伝統的建築様式」(49・2%)、「伝統的日本庭園」(46・3%)、「温泉」(35・5%)と続いた。ブームの日本料理を本場で食べることが、訪日の動機の一つになっていることがうかがえる。
また、日本滞在中に購入したい品目の質問では、「洋服」がもっとも多かった。ただ、欧米からの訪問者が具体的品目としてTシャツやジャケットなどを挙げたのに対し、アジアはブランド品とやや差異がある。ある米国人は日本製ジーンズのブランド名を具体的に挙げるなど、「日本製アパレルへの高い支持が背景にある」との分析だ。このほかでは2位が「ゆかた・着物」、3位が「デジタルカメラ」だった。
一方、日本滞在中に最も良かったことの問いに対しては、「親切で協力的」「よく組織化されていて効率的」「清潔」「多彩な見どころにあふれる」などが目立った。反対に「もっともがっかりしたこと」では、「英語が通じにくくコミュニケーションが難しい」といった言葉の問題や、外国語による標識、説明、案内表示の不足などを指摘する声が多かった。
日本は現在、2010年に訪日外国人旅行者を1000万人に拡大する「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を官民一体で展開している。同目標を達成するうえからも、外国人が一人歩きできるように外国語を併記した案内標識の充実などが求められそうだ。
この調査は、国際観光振興機構が設ける外国人向けの「ツーリスト・インフォメーション・センター(TIC)」を利用した726人を対象に、アンケート形式で実施した。地域別内訳は、欧州64・5%、北米12・4%、豪州11・0%、アジア9・5%、その他2・6%。