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エーザイが米バイオ製薬会社を4300億円で買収 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:企業吸収・合併・提携
製薬大手のエーザイは10日、米バイオ製薬会社のMGIファーマ(ミネソタ州)を39億ドル(4300億円)で買収することで合意したと発表した。国内製薬業界ではアステラス製薬や第一三共の誕生など、大手の合併による再編が進展しているが、エーザイは得意とする海外事業の大型M&A(合併と買収)で独自路線を貫く。注力分野のガン領域を強化し、世界最大の市場である米国での成長を確実にする。
エーザイは新たに設立する米子会社を通じて、ナスダック上場のMGI株を株式公開買い付け(TOB)で取得。買い付け価格は過去3カ月の終値平均に37%のプレミアムを上乗せする。買い取りは来年3月までに終了する。
国内企業の外国企業買収計画額としては、今年最大。エーザイの内藤晴夫社長は同日会見し「技術の発展が多様化しており、自前で新薬を開発するには限界がある」と、大型買収に踏み切った理由を述べた。
MGIファーマはがん治療に関連し、化学療法副作用を抑える新薬や上市予定など4製品を所有。売上高は2006年12月期で3億4280万ドルだが、今後5年間で平均35%成長を見込む。エーザイは買収で、これら4製品を獲得。さらに米国市場での人件費抑制など統合効果で、2010年度までに1億ドル以上のコスト削減を見込む。


