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【夢をカタチに】「NISSAN GT−R」開発責任者の水野和敏さん (1/2ページ)
このニュースのトピックス:くるま
「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフが楽しめる」
日産自動車は、そんなコンセプトを具現化した高性能車「NISSAN GT−R」を6日に発売した。2002年の生産中止以来“復活”を熱望していたファンの期待を背負い開発した自信作で、9月26日に予約を開始したGT−Rの受注は5日時点で2700台に到達。月販目標200台の約13倍というこの数字が、人気の高さを証明している。
「目指したのは、比べることができない絶対的な価値である『感動の商品』だ。スイスの時計職人がつくる時計も、フランスの『3つ星』レストランが出す料理も比較して作るわけではない」。製品開発本部第2プロジェクト統括グループチーフ・ビークル・エンジニア兼チーフ・プロダクト・スペシャリストの水野和敏さん(55)はこう話す。
04年10月。そんな思いを胸にGT−Rの開発に着手した。その過程で設定した試練の1つが、世界一過酷な競走用山岳コースとして知られるドイツのニュルブルクリンクサーキットを7分30秒台で連続し走り切ること。アップダウンがきつい全長20キロメートル超の舞台への挑戦は、「走り、曲がり、止まる」という基本性能から磨き上げたいという意欲の表れだった。

