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地味な会社が化学変化! テレビCMに若手女優など起用

2007.12.6 21:19
このニュースのトピックス就職・転職

 地味なイメージの強い化学メーカーを中心に、イメージアップを狙ったテレビCMがお目見えしている。知名度向上とともに社員の士気を高め、来年春の就職戦線を有利に運びたい狙いだ。

 家族連れでにぎわう特急車両の中で、連呼される「ミラバケッソ」という謎の言葉。未来に化ける新素材を「ミラバケッソ」と表現したクラレのCMは、化学メーカーとしての未来志向や変革意欲をアピールしたものという。売り出し中の若手女優、成海璃子さんを起用したことも話題を呼んでいる。

 今年10月から所属業種の名称を「繊維製品」から「化学」に変更したクラレは「“化ける”というフレーズを活用したイメージCMを制作したかった」。知名度向上に伴って、来年春からの新卒採用にも弾みをつけたい考えだ。

 大阪国際女子マラソンのスポンサーになったことをきっかけに、平成17年からテレビCMを展開するのが液晶フィルム最大手の日東電工。「伝えたい気持ちが見えるシート」など、夢に向かって挑むイメージを強調するのが特徴だ。日東電工は「数十秒で製品や技術力を伝えるのは難しい。心に残るCMで会社への関心を高めたい」としている。

 CM放送後、知名度は確実にアップし、インターネット調査によると17年9月時点で52・4%だった知名度が今年夏、68・5%にまで高まった。このCMは大阪、東京、名古屋、広島、仙台といった事業所のある地区のみで流されており、「目にする社員が自社のブランドを認識できる」と社員の士気向上にも役立っているという。

 認知度アップより「企業の内容重視」とするのが旭化成。今年7月、中年社員をイメージした人形「イヒ!君」による人気CMを一新、環境保全の取り組みをアピールした内容に変えた。旭化成は「メッセージ性の強いCMを通じ、どんな企業かを一般の皆さんに知ってほしい」とする。

 企業としての評価と知名度の「ギャップを埋める」効果が期待されるイメージCM。技術力の高さから「未来志向を打ち出せる」ことも、後押しの材料になっているようだ。

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