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進む「手作り」回帰 こだわり食材、調理用品の売り上げ増加 京王百貨店
このニュースのトピックス:流通業界
東京・新宿の京王百貨店で、こだわり食材や製菓材料、調理用品の売り上げが伸びている。食の安心・安全の観点から「手作り」回帰が進んでいるためとみられる。
売れ行きが好調なのは、こだわり食材やチョコレート、粉類などの菓子材料。テナントに入っている富澤商店では、今年1月から11月までの売上高が前年比12.5%増と好調に推移しているという。
一方、調理用品などの器具類も国産品を中心に売れている。調理用品売り場では、包丁は同6.8%増で、1本4万円する高級包丁にも人気があるという。そのほか、栗の皮を向く専用器具「栗くり坊主」(2625円)も、今年は同2倍増という勢いだ。
客層は女性に限らず、男性客の姿も目立ち始めているという。
京王百貨店は、激戦区の新宿で中高年をターゲットにした独自のマーケティングにより、集客力の高さで存在感を示している。同社はこのところの人気について、「ビジネスマンが定年になる前に、料理を新しい趣味に加えようとしているのではないか」とみている。

