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ネット広告各社がモバイル事業強化
このニュースのトピックス:ケータイ・PHS
ネット広告各社が携帯電話向け事業を強化している。グーグルは4日、携帯向けネットサービス2社と広告配信で提携したと発表。ヤフー傘下のオーバーチュアも、携帯向けゲーム開発大手ディー・エヌ・エー(DeNA)に広告配信を開始し、急速に売り上げを伸ばしている。携帯経由のネット人口の増加で、広告媒体としての価値は高まる一方だ。
グーグルは同日、国内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)最大手ミクシィの携帯向けサービスに、検索語に関連した広告を表示する「検索連動型広告」配信を開始したと発表した。国内最大規模のブログ(日記風簡易サイト)サービスを手がけるサイバーエージェントとも提携し、ブログのコンテンツに合わせて広告配信する事業も近く開始する。
オーバーチュアは7月30日からDeNAの携帯向けサイト「モバゲータウン」に、コンテンツ(情報の内容)に合わせた広告を配信するサービスを開始した。モバゲータウンは無料で楽しめるゲーム配信事業などで中高生を中心に高い人気があり、6月末で会員数は600万人。同社との提携効果で、オーバーチュアの携帯向け広告売上高は、10月には前年同月の2・5倍に達している。
総務省によると、携帯電話経由のネット人口は平成17年末にはパソコン経由を超えた。広告市場も拡大し、野村総合研究所の予測では、携帯向けネット広告市場は今年694億円に達し、23年には1439億円に達する。高速大容量、定額制サービスの普及や、端末の表示技術の向上などが背景にあり、各社の争いは一層激化すると予想されている。