ニュース:経済・IT RSS feed
チョコボールやミルクチョコも値上げ 原材料高騰で直撃 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:流通業界
これまで価格改定されないできた菓子製品にも値上げの波が覆い始めた。これまで菓子メーカーは値上げせずに、内容量の減量で対応してきたが、原材料価格の高騰で限界に達しつつある。少子高齢化に伴う国内市場の縮小や、大手スーパーを中心とした値上げ凍結の動き、さらには消費者の健康志向の高まりもああり、菓子業界を取り巻く環境は甘くない。
明治製菓は3日、主力商品の「ミルクチョコレート」の出荷価格を来年4月に引き上げると発表した。店頭での参考小売価格は120円で、現在より15円上がる。内容量も5グラム減らし、65グラムとする。値上げは昭和49年以来、約34年ぶりとなる。
菓子業界の値上げ表明は、先月13日に主力菓子の値上げを表明した森永製菓に続き2社目。森永は「ミルクキャラメル」「チョコボール」「小枝」といった主力製品の出荷価格を、12月から順次、平均15%の値上げに踏み切る。
森永や明治が値上げに踏み切るのは、原材料価格の高騰だ。チョコレートに使用するカカオ豆では普及品に使うベースカカオが平成17年平均の相場に比べ、現在は1・2倍、比較的高級品に使うフレーバーカカオは1・7倍に上昇。植物油脂1・5倍、乳製品の原料となる乳糖が4倍、全脂粉乳が2倍など原材料は軒並み値上がりしている。

