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豪カンタス航空、成田発着の一部を格安路線化
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子会社に移管、米西海岸路線の新設も検討
【ケアンズ=松村信仁】豪カンタス航空グループ(キャンベラ市)は、早ければ2009年2月にもカンタスが運航する成田国際空港発着路線の一部をグループの格安航空会社、ジェットスター航空(メルボルン市)に移管する方針を明らかにした。ジェットスターのブルース・ブキャナン統括本部長がフジサンケイビジネスアイのインタビューで語った。
また、ブキャナン統括本部長は「政府間交渉の動向次第」としながらも、将来、成田をハブ(拠点空港)として活用し、豪州各地から成田経由で、米国西海岸と結ぶ路線新設を検討していることも明らかにした。成田の10年の滑走路延長で見込まれる発着枠の増大を活用する考え。
実現すれば既存の航空会社の日本での事業戦略にも大きな影響を与えそうだ。
ジェットスターは09年2月から米ボーイングの次期中型旅客機787ドリームライナーを15機導入する計画で、これに合わせてカンタスから移管される成田への乗り入れなど路線網を再編する。
現在、カンタス航空は成田からシドニー、メルボルン、ブリスベーン、ケアンズ、パースの5都市に就航している。しかし、カンタスグループはビジネス路線をカンタス、観光路線をジェットスターが担当していることから、成田−パース線、成田−ケアンズ線がジェットスターに移管される可能性が大きいとみられる。
海外では、欧米を中心に規制緩和の進展にあわせて格安航空会社が急成長しているが、日本では格安航空会社へのなじみが薄い。
低価格運賃を武器にしたジェットスターの成田進出は、既存の日米の航空会社にとって大きな脅威となりそうだ。