ニュース:経済・IT RSS feed
トクホの次は…一般用漢方薬、メタボ対策で好調 (1/2ページ)
大衆薬市場が縮小する中、一般用漢方薬が好調だ。牽引(けんいん)しているのはメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策に照準を合わせた商品。生活習慣病予防の分野では、効用を表示することができる特定保健用食品(トクホ)に押されぎみだったなか、東洋医薬として「2000年の歴史」を武器に巻き返しを図りたい考えだ。
ロート製薬は、昨年11月に発売した漢方薬シリーズ「和漢箋」が発売1年で目標の3倍にあたる30億円を突破したと発表した。10億円の売り上げがあればヒットとされる大衆薬からすると、予想を上回る実績だ。
乾燥肌の防止や憂鬱(ゆううつ)の改善など7種類で構成するシリーズ商品のうち、過剰な脂肪分を少なくするタイプが総販売高の8割近くを占めるという。
11月からは脂肪のついた腹部の写真に、ウエストサイズが減少するなどの臨床データを添えた広告を展開。試験的に服用できる1週間分のパック販売だ。
ロート製薬は「来年から特定健診・特定保健指導がスタートし、いっそう生活習慣病など予防・未病対策が重視される。漢方への先入観を変える戦略でニーズをつかみたい」と話す。