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トヨタ、南アで新型カローラ生産開始 (2/2ページ)
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新型カローラは誕生40年にあわせ、昨年10月に国内発売された10代目モデル。南アでの現地生産車は海外仕様で、今年5月に中国・天津で生産を開始していた。
南アはベトナムやインドネシアと並んで「VISTA」と呼ばれる新興国市場。今後も着実な伸びが見込まれており、BRICsに続く成長市場になると期待されている。トヨタは1962年に同国で現地生産を開始し、昨年の販売台数は約15万台。シェア(市場占有率)は20%超とトップを確保している。
さらに今回、最量販車の現地生産に踏み切ることで、アフリカ戦略の強化にも先鞭(せんべん)をつけたといえそうだ。
南アの自動車市場は2002年に約38万台だったが、06年に約71万台となり、タイ(06年実績は約68万台)を上回る規模に成長した。この間、ダイムラー・クライスラーやフォルクス・ワーゲン、BMWなどの現地進出が相次ぎ、独自動車メーカーの一大供給基地に成長。他国への自動車輸出額もここ10年で約8倍に拡大した。
日本勢でもトヨタのほか、日産自動車が南アに進出。06年はピックアップトラックなど約4万5000台を現地生産したほか、輸入も合わせて5万台以上を販売した。さらに、今月からは世界戦略車に位置づけるミニバン「リヴィナ」シリーズの現地生産・販売をスタートさせるなど、各社にとって南ア事業の重要性が一層増している。(島田耕、田端素央)