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【孫氏インタビュー詳報(2)】「KDDIさんは前科一犯」 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:ケータイ・PHS
Q.総務省は、各陣営の事業計画はいずれも90点以上と評価し、比較審査は簡単でないと言っている
A.重箱の隅っこをつっつくと、細かい違いはいくらでもある。でも、(MVNO重視は)根幹にかかわることだと思う。骨太のところですね。事業エリアの展開計画が少し早いというのは、ペーパーテスト(書類審査に提出した事業計画)の書きぶり次第に過ぎない。事業計画の予算が少額だから消費者にメリットがある、という見方もおかしな話だ。インフラの場合、しっかりと費用をかけて構築していくのが非常に大切。例えば携帯電話の場合、われわれはたった1年ちょっとで、インフラ強化のために6000億円以上を費やしている。3G(第三世代携帯電話)の電波をより届かせるようにするために、われわれはKDDIと比べて1兆円規模でよけいに金がかかっている。しかし消費者へのサービスは、われわれの方が安い値段で提供していると思う。インフラに余計に金がかかるから、自動的に消費者へのサービスが高くなるということではない。逆に言うと、KDDIの3Gは、電波を届かせるのにより有利な800メガヘルツの電波を使っているから、基地局の設備投資は安く済んでいる。だからといって、その分の費用がお客さんに適切に還元されているのか、という問題だと思う。今回のペーパーテストの書きぶりで、(KDDIは)予算が1400億円と少ないからインフラカンパニーにより適しているというのは、なんかちょっと飛躍した論理だと思う。

