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【明日に挑む】北極しろくま堂代表取締役・園田正世さん (1/2ページ)
このニュースのトピックス:知的財産
品質世界一のスリング
今から8年前(平成11年)、東京都内で開かれた出産関連のイベントでスリング(抱っこひも)を目にし、購入しました。使ってみると、とても具合が良かったんです。負担が少ないので肩こりやけんしょう炎に悩まされないし、両手が使えるので、生まれたばかりの二女を抱っこしながら、長女(当時2歳)の面倒もみられる。
赤ちゃんの方も居心地がいいようで、すやすやと眠ってくれます。まるで「魔法の布」のよう。ほかのお母さんたちにも教えたいとの思いから、個人で輸入しました。7万円で15個輸入したのが始まりです。
《昭和42年生まれの40歳。3児の母。平成12年12月、静岡市内の自宅で米国製スリングの輸入販売を開始。白クマは生後半年間、母乳だけで子供を育てるなど母子のきずなが強いことから、「北極しろくま堂」と名付けた》
最初は、知り合いの助産師さんにチラシを配り、お母さんたちに渡してもらいました。注文は月2〜3件ほどでしたが、使ってくれた人はみな私と同じ感想。そんなに喜ばれるものならば日本全国の人に知らせたいと思うようになり、(13年10月に)インターネット販売をスタートしました。
ただ、輸入品だと日本人のサイズに合わないものが多く、色や柄も今ひとつ。日本人に合うスリングが必要だと思い、15年2月から静岡県内の縫製業者にお願いし、国内製造に切り替えました。
《スリングの国産化に先立ち、背当ての付いた昔ながらのおんぶひもの製造・販売を開始。16年2月に法人化。翌年には日本商工会議所の女性起業家大賞・最優秀賞を受賞した》

