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扶養手当や慶弔金…ペットブームもここまできた?
このニュースのトピックス:癒やし・ペット
空前のペットブームもついにここまで−。玩具や食品、ホテルサービスまでペットを対象にしたさまざまな商品・サービスが世の中にあふれているが、ペットを対象に扶養手当や慶弔金を出す企業まで現れた。
動物用医薬品メーカーの共立製薬(東京都千代田区)は、犬か猫を飼っている社員を対象に、毎月一律1000円を支給する「ペット扶養手当」を12月1日から開始する。全社員290人のうち約80人に適用される見通しだという。
金額は人間の配偶者1万円、子供1人5000円と比べてそれほど高くはないが、将来的には、飼育年数の長さに応じて表彰金や特別休暇の創設も検討する。ペット購入手当として1万2000円を購入時に支給する仕組みも整える。
また、ペットフードメーカーの日本ヒルズコルゲート(東京都江東区)も2年前から慶弔手当として、購入時と死亡時にそれぞれ1万円を支給している。特に、死亡時においては、「社長名で香典が届くほか、忌引休暇が1日与えられる」(広報担当)という。
空前の日本のペットブームで、平成18年の犬・猫飼育件数は15年比36%増の約2450万頭と大きく増加。15歳以下の人間の子供の数は、2.9%減の約1700万人だから、ペットが子供の数を上回っている。
だが、飼育放棄などで年31万頭が安楽死処分させられているという現実がある。共立製薬の総務担当者は「ペットを飼う権利は誰にでもあるが、同時に一生かけて育てる義務も生じる。今回の制度が日本全体に広がってペットは家族の一員という意識を持ってもらいたい」と話している。