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日韓旅行者40年ぶり逆転へ 円安で韓国からが増加

2007.11.24 17:37

 日本に旅行する韓国人の数が2007年は過去最高の年260万人ペースで推移、約40年ぶりに韓国に旅行する日本人の数を上回る見通しになった。日本の温泉などの人気が高まり、円安ウォン高で日本への旅行が割安になっていることが背景にある。

 国際観光振興機構の推計では、今年1〜9月の旅行者数は、日本に来た韓国人が前年同期を24.9%上回る約196万人。逆に韓国側の推計では、同じ時期に韓国に出掛けた日本人は約164万人にとどまり、年間では220万人ほどになりそうだ。

 日韓間の旅行者は両国の経済成長に伴い徐々に増加。2000年ごろまでは人口規模を反映し、日本に来る韓国人は韓国に行く日本人の2分の1程度でおおむね推移していた。日本では都市部や夏の過ごしやすさが人気の北海道、地理的に近い九州の集客力が目立っていた。

 ところが、そのほかの地域も2000年前後に韓国との航空便を誘致し、温泉や城跡など観光地をPR。05年の愛知万博をきっかけに、短期入国時の査証(ビザ)が不要になったことや円安などの追い風が重なり、ここ数年は「ほぼ全国的に韓国からの旅行者が増える」(国土交通省)状況。伊勢丹が東京・新宿の本店に韓国語を話せるスタッフ2人を配置するなど、小売業界も「韓国シフト」を強めている。

 一方、韓国を訪れる日本人の数はドラマのヒットなどの「韓流ブーム」が一服、ここ数年は微減傾向が続く。そのため、国交省や観光業界は日韓共同でのツアー商品の開発などで、韓国旅行の需要を喚起する考えだ。

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