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M&Aは「ミドル」を狙え ファンド、仲介参入相次ぐ (1/3ページ)
このニュースのトピックス:サブプライムローン
「選択と集中」「後継者難」で拡大
サブプライムショックによる金融市場の混乱や信用収縮で世界的に深刻な影響が及んでいるM&A(合併・買収)。だが、国内では数千億円規模の大型案件は減少しているものの、数十億円から数百億円の中規模の「ミドルマーケット」は着実に拡大している。企業の「選択と集中」に伴う事業単位の案件のほか、後継者難による事業継承案件が活発化しているためで、ミドルを狙ったM&Aビジネスへの新規参入が相次いでいる。(若狭弘、佐藤克史)
サブプラとは“無縁”
「日本のM&A市場が縮小するなどということはあり得ない。日本のM&Aはまだまだ発展途上で、今こそ参入のチャンス」
独立系M&A助言会社のGCAホールディングス代表で、事業再生の第一人者である佐山展生氏は、こう意気込む。
同社は投資ファンドを設立、仲介ビジネスで培ったノウハウを活用し自らM&A投資を手掛ける計画を進めている。まずは数百億円から1000億円までのミドル案件がターゲットだ。
「足元ではM&Aへのニーズが非常に高まっている。小回りを武器としていた新興企業でも、収益基盤を強化するため、合併などで規模拡大を図ろうとしている
インターネット証券大手のマネックス・ビーンス・ホールディングスの松本大社長も、ミドル市場の拡大に確信を持つ。
マネックスは10月からネット証券としては初めてM&A助言ビジネスに参入した。05年に米投資助言会社と合弁で設立したコンサルティング会社のWRハンブレクトジャパン(東京都千代田区)を活用する。
WRの松澤修一社長は「単なる助言ではなく、合併後の統合効果まで支援するような包括的な事業を目指す」と意欲をみせる。マネックスがネットワークを持つIT(情報技術)企業を顧客として開拓する考えだ。