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日本・ASEANが中韓に追いつく 農業開放が交渉の試金石 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:新興国経済
ASEANとのEPAの来秋発効にめどがついたことで、日本はASEANとの通商関係で先行する中国、韓国にようやく追いついた格好となった。ただ、韓国は米国と自由貿易協定(FTA)に署名したほか、欧州連合(EU)とも交渉を進めている。農業の市場開放ができなければ、日本が今後も他地域との貿易交渉で不利な状況に置かれる可能性が高い。
「大きく効率的な市場を創設し、経済的な結びつきを強化する」
福田康夫首相とASEAN各国首脳がこの日発表した共同声明は、日本の貿易総額の12・7%を占めるASEANとの間で締結するEPAの意義を強調した。
今回のEPAでは、日本が輸入額の90%以上の関税を即時撤廃し、10年以内には撤廃率を93%以上にまで高める一方、タイ、マレーシアなどの6カ国が10年以内に90%以上の関税を撤廃することなども決まった。
2年前にASEANとFTAを発効済みの中国、6月に発効させた韓国の撤廃率はともに90%。日本は中韓よりも市場を開放させる。関税などの障壁撤廃が中心の中韓のFTAに対し、投資やサービスなども含めたEPAで合意した日本はより有利な条件を勝ち得ているといえる。
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