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【直球緩球】日産自動車・小枝至共同会長 国内こだわり存在感を (1/3ページ)
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−−今年3月、全国の連結販売会社を「地域統括会社」10社に再編・統合する改革を発表した
「国内新車需要の下落が続ぎ、合理化からさらに踏み込んだ対策が必要だった。本社ですべての物事を決めるのでなく、地域の販売店に主導権を移す狙いだ。間接部門が減ってコストを削減でき、販売現場の活性化につながる。6月から東海地区よりスタートし、収益は改善傾向にある」
−−国内市場のテコ入れに懸命だが
「国内にこだわらなければだめ。今期の国内販売計画は70万台で世界全体の2割を切った。開発費も高い。でも、日本でトップ級のメーカーという存在感を見せないと、世界で通用しない。苦しいのは他社も同じだ」
−−海外販売が好調だが、生産体制はどうする
「国内工場は、一部の車種で供給が追いつかない。ここ数年増産の経験がなく、『GT−R』など生産に手間のかかるクルマも多い。従業員の手当てや部品供給を考えるとすぐにフル生産はできないが、生産能力に余地がある。現状では国内の新工場は考えていない」
−−販売店からは量販車投入を望む声が強い
「日産リバイバルプラン(平成11年からの再建計画)の時も最初に高級車『シーマ』を発売した。数は売れないがブランド力の向上に貢献し、その後小さいクルマを投入していった。今回もその作戦だ。まずはGT−Rのような高級スポーツカーを投入、来年以降は(最量販車の)『キューブ』や『マーチ』を全面改良する。それまでは現行モデルで売り支える」

