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大豆加工食品の豆腐、みそ、納豆、しょうゆの4業界団体が値上げで結束
このニュースのトピックス:流通業界
「原材料の大豆価格の高騰を店頭価格に転嫁できないと、地方独特のみそや、しょうゆの味が食卓からなくなりかねない」
大豆加工食品の豆腐、みそ、納豆、しょうゆの4業界団体は14日、タッグを組み都内で業界の窮状をこう訴えた。
バイオエタノール燃料の普及にともない大豆や小麦から、さとうきびやとうもろこしへの転作が進み、大豆、小麦の輸入価格が高騰している。このため食品業界では製品の値上げ表明が相次いでいるが、流通大手は「メーカー側にコスト吸収の余力があり、企業努力が先」と、値上げを認めない構えだ。
4業界は中小零細企業の割合が高く、値上げが浸透しないと、企業の存亡に直結しかねない共通の課題を抱える。
大豆は95%が米国など輸入頼み。全国醤油工業協同組合連合会の武田与光会長は「中小メーカーの合理化努力は限界で、価格改定せざるを得ない」と消費者への理解を求めた。
みそ業界では業界トップのマルコメ(長野県長野市)や3位のマルサンアイ(愛知県岡崎市)が相次いで来年2月出荷分から平成2年以来、18年ぶりの値上げを表明したばかり。もっとも、流通大手との値上げ交渉は、苦戦が伝えられている。
一方、交渉のテーブルにもつけず大手同士のやりとりを見守っている中小零細企業は、すでに赤字経営に陥っているところも少なくないという。