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【直球緩球】三越の石塚邦雄社長 伊勢丹の商品提案力に期待 (1/2ページ)
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−−経営統合を選んだ理由は
「10年後を考えたときに百貨店離れが起きているのでは、という共通認識があった。ネットや専門店など、いろんな販売の形態が出てきて、競争が激しくなっている。衰退産業でありながら、どうやって生き残りを目指すかというのが出発点。買収リスクもある。他社が持つ資源と合体させることで生き残れると判断した」
−−伊勢丹に期待するものは
「ファッション商品の調達力、提案力。伊勢丹はどの百貨店より進んでいる。こういう売り場作りをしようというときに伊勢丹と三越の総合力で解決できる。ヒト・モノ・カネなど資産の共有化が経営統合のプラス部分」
−−三越の強みは
「全国ネットワークで、北海道や九州、どこでも三越は知られている。一方で物流や宣伝などでコストがかかるというマイナスもある」
「百貨店の典型的なモデルがわれわれ。もう一つが伊勢丹のような最先端のファッション商品を売る百貨店で対極にある。効率は悪いが文化事業をやるのも三越の役割で、(日本橋店は)劇場を持ち、歌舞伎もやる。そういう部分は残していかなければいけない」
−−20日の臨時株主総会では統合比率などに反対する人もいるのでは
「機関投資家にはお会いして説明しているが、基本的に統合そのものには反対ではないと理解している」
−−社員に不安は
「全国の店舗を回って説明しているが、店頭が伊勢丹的になるんじゃないかという疑問が社員やお客さまにある。三越のお客さまにご満足いただけるかが基本」

