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攻める日産 中間期売上高、初の5兆円
このニュースのトピックス:自動車産業
日産自動車が26日発表した平成19年9月中間連結決算は、欧州など海外販売の好調や円安効果などで、売上高は前年同期比11.7%増の5兆645億円、営業利益は5.3%増の3671億円となった。中間期初の売上高5兆円台に乗せ、カルロス・ゴーン社長は「通期目標に向け順調に推移している」と強調した。
好業績基調の中で、最終利益は販売会社再編などの影響で22.5%減の2124億円となったが、同社は「一過性の要因」と説明している。
昨年度はゴーン社長就任以来初の営業減益となり、21年3月期に世界販売台数420万台などと公約した「必達目標」の達成時期を1年先送りしている。
「年度当初は成長軌道に戻すと約束したが、上半期は多くの面で進歩を遂げた」とゴーン社長。重視する売上高営業利益率は4〜6月期の6.1%から7〜9月期は8.4%に上昇。上期はSUV(スポーツ多目的車)「エクストレイル」や北米向けセダン「アルティマ」など7つの新型車を投入し、世界販売台数は6.3%増の181万6000台に伸びた。
一方で、素材・原油の高騰や車種構成の悪化などのリスクを考慮し、通期予想営業利益8000億円は据え置いた。米市場も停滞気味で、「来年も市場は縮小する」(ゴーン社長)との見方だ。強気一辺倒の“ゴーン節”が完全復活するにはなお時間を要しそうだ。

