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ファストフードに広がる「ワンコイン」戦略
このニュースのトピックス:食・グルメ
100円、500円…とファストフード大手に「ワンコイン商品」が広がってきた。日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は15日、今月18日から500円のチキンセットを発売すると発表した。ロッテリアも今秋から100円メニューの品ぞろえを開始。100円メニューで先行する日本マクドナルドに、同業他社が追随し始めた。
日本KFCの渡辺正夫社長は、ワンコイン商品を投入する狙いについて、「ふだん店に来られないお父さんが来ても『500円の…』という分かりやすいメニューになるはずだ」と語る。
11月28日までの期間限定だが、通常は670円のチキンセット(チキン2個、ポテト1個入り)を500円で発売する。チキンが5個のセットも1000円(通常1270円)で期間限定発売し、お釣りいらずの「分かりやすさ」で、新たな顧客を呼び込む。
ロッテリア(東京都渋谷区)も今月12日からハンバーガー、ポテトなど5種類の100円メニューを導入した。
両社が「ワンコイン商品」戦略を打ち出した背景には、マクドナルドの好業績がある。
マクドナルドは今年1〜9月の9カ月連続で、単月ベースの売上高が過去最高を更新。ハンバーガーなどの100円メニュー導入・強化で集客力を拡大し、「一貫して進めてきた来店客数の拡大」(原田泳幸・マクドナルド会長兼CEO)に成功、売上高拡大にも貢献した。
こうしたマクドナルドの「独り勝ち」に対し、競合各社が「戦略上、無視できなくなってきた」(業界関係者)といえる。

