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ボーイング「ドリームライナー」半年納入延期 全日空に打撃 (1/2ページ)

2007.10.11 08:51
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7月、米航空機大手ボーイングの工場で一般公開された次世代中型旅客機787(AP)7月、米航空機大手ボーイングの工場で一般公開された次世代中型旅客機787(AP)

 【ワシントン=渡辺浩生】米航空機大手ボーイングは10日、次世代中型旅客機「787(ドリームライナー)」の納入を少なくとも6カ月延期させると発表した。当初予定の2008年5月から同年11、12月にずれ込む見通し。機体軽量化で燃費を向上させた787は、世界中の航空会社から注文が集まる人気機種。来年5月に最初に引き渡しを受ける予定だった全日空をはじめ世界中の航空会社などに影響が広がるのは必至だ。

 ボーイングは9月、初飛行の遅延を発表。製造過程で部品不足が生じたうえ、ソフトウェアやシステム統合作業に問題を抱えたためで、その後も十分な進展がみられず、引き渡し延期を判断した。初飛行は08年第1四半期の終わりとなる見通し。同社は財務上の影響は重大ではないとして、07、08年の収益予想を修正していない。

 787は機体の半分に炭素繊維複合材を使用して軽量化を実現。767と比べ二酸化炭素(CO2)排出量も20%削減させた。2001年の米中枢同時テロ以後の航空業界の冷え込みや原油価格の高騰、さらには地球温暖化の原因となる温室効果ガス削減の動きを受けて、燃費を追求した787に関心が殺到。

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7月、米航空機大手ボーイングの工場で一般公開された次世代中型旅客機787(AP)
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