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「分離プラン」は損? KDDI新料金を検証
KDDI(au)が11月12日から導入する新料金体系「シンプルコース」と、従来型プラン「フルサポートコース」。新規加入者はもちろん、既存加入者も機種変更の際に選択を迫られる。どちらが得なのかを検証したが、ほぼ従来型が有利となった。(文中の金額は税抜き)
端末購入補助がない「シンプル」は、端末購入時に2万円負担増となる。検証では2年間使うと仮定して、月額833円を加えて比較した。
通話時間によって最も得なプランを選べるのが【図上】の折れ線グラフの一番下の太線だ。
自分からかけるのが月に38分以下という利用者は区分(1)で、「フルサポート」のSSプランが最も得となる。
区分(2)の39〜91分の通話時間ならば「フル」のSプラン。以下同様に区分(3)の92〜195分は「フル」のMプラン、区分(4)の196〜347分が「フル」Lプランがそれぞれ最安。348〜416分話す区分(5)の利用者は新料金体系の「シンプルL」、区分(6)の417〜1566分では「フル」のLLプラン。1567分以上話す利用者は「シンプルL」が得だ。
新料金体系のうち「シンプルS」が有利となるのは、2年以上同じ端末を使い、通話時間が月20分以下の利用者に限られる。KDDIは、通話時間の変動が大きい利用者も該当する可能性があるというが、やや特殊だ。
今回、最も不利になるのは頻繁に機種変更する利用者だ。「フル」に加入した場合でも、2年以内に機種変更すると1万8000円〜6000円の違約金が発生するためで、違約金支払いを回避するにはポイントで相殺する必要がある。基本料金に一定のデータ通信料を加えて試算した。
貯めたポイントが違約金を超えるのは、月額利用料金が1万2000円なら15カ月目、7800円なら19カ月目、3100円なら25カ月目【図下】。長期契約者優遇策「アニバーサリーポイント」を活用すると1〜2カ月は短縮できるが、過度の機種変更は不利だ。
“普通”の利用者は、「フルサポート」を選択して通話分数で最適プランを選ぶことを勧める。
NTTドコモも同様のプランを導入する予定なので、非auユーザーも他人事ではない。
KDDIの新料金体系 「フルサポートコース」は、端末購入時に2万円の補助金があるが、月々の利用料金が高めの設定。ポイントは従来より2〜3・5倍多い。プランLL、L、M、S、SSの5種類があり、各プランとも無料通話分が用意されている。一定の時間を超えると従量課金となる。
「シンプルコース」は、購入補助金はないが毎月の料金は安い。シンプルプランLは基本使用料2500円で通話料は1分10円。シンプルプランSは同様に1000円で30秒15円。

