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こんなものまで…相次ぐ値上げ、家計ずしり (2/2ページ)
このニュースのトピックス:景気
現時点で値上げの発表はない商品にも、値上げ予備軍は多い。物価動向に詳しい永浜利広・第一生命経済研究所主任エコノミストは、「飼料の原料となるトウモロコシの代替品である小麦高騰を要因とした値上げが予想される」と分析する。この小麦高騰や、肉類の値上げの影響をもろにかぶりそうなのが子供から大人まで人気のハンバーガー。人件費の高騰などで地域別に値上げしたハンバーガーチェーンもあるが、さらなる値上げ要因が加わる格好になる。
それでは、一連の食料品値上げの動きは、いつまで続くのか。永浜氏は、「いまだ食品メーカーは投入価格上昇の一部しか価格に転嫁できていないため、食料品値上げの動きはしばらく続きそう。値上げが増えてくると企業としても値上げしやすくなる」と予想する。
バイオエネルギー需要も、新興諸国を中心とした食料需要も拡大の一途をたどることが予想されており、原料高騰による値上げが沈静化する要因は見あたらない。「仮に値上げが収束するとすれば、急激に為替が円高にシフトすることや、企業が値上げできないほど景気が悪化することぐらいしか考えられない」と厳しい見方をする。
買い物に行くたびに、値上げ商品が増えていく状況から家計を護るにはどうすればいいか。消費者は値上げ商品と値上げしていない商品の情報をネットやニュースなどできめ細かく調べておく必要がある。買い物では食材を多めに買わない、余分な商品を買わない、空腹時に買い物をしない、特売を徹底活用するなどの値上げ防衛策が有効になりそうだ。(那須慎一)