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【第80期棋聖戦】五番勝負第1局 羽生が先勝≪棋譜再現≫
このニュースのトピックス:囲碁・将棋
羽生善治棋聖(名人・王座・王将)に木村一基八段が挑戦する産経新聞社主催の将棋タイトル戦「第80期棋聖位決定五番勝負」の第1局は、9日午前9時から新潟市の岩室温泉「高島屋」で行われ、午後7時29分、142手までで後手の羽生が勝ち、連覇に向けて好スタートを切った。持ち時間各4時間、残りは羽生3分、木村1分。
第2局は19日、兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」で行われる。
昨秋の王座戦五番勝負に続く2度目のタイトル戦対決。振り駒で先手となった木村の初手▲7六歩に、羽生は△8四歩で、何でもいらっしゃい、と構えると、戦型は最新の急戦矢倉となった。挑戦者が金銀を中央に盛り上げて厚みを築くと、棋聖は穴熊に玉を固く囲って戦機をうかがう。
名人戦との同時進行で過密日程の羽生だが、疲れた様子は見せない。少し風邪気味の木村はマスクを着用し、羽織袴(はかま)の正装に背筋を伸ばして盤上をにらむ。
71手目▲3五歩に「行った。新しい木村将棋を見ました」と控室の立会人・藤井猛九段ら検討陣から声が上がった。が、77手目、木村は切るとみられた角を引くと、控室からは「あれれ」とため息が漏れた。この後、羽生は端攻めから粘る木村玉を討ち取った。
◇
羽生棋聖の話「駒が偏り過ぎて攻め味がなく、作戦負けだと思いました。△4四銀(138手目)と上がって、行けるかなと思いました」
木村八段の話「指せると思っていました。端攻めはここしかないと思い、玉がノコノコ出て行って自爆になりました。▲9三歩成(103手目)がどうだったか…」
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