MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 文化 皇室学術アートブックス囲碁将棋写真RSS feed

「棋聖戦観戦記」 米ミューズ・アソシエイツ社長 梅田望夫 (3/3ページ)

2008.7.24 08:10
このニュースのトピックス囲碁・将棋
佐藤康光(右)を破って棋聖を奪還した羽生善治=18日、静岡県伊東市(飯田英男撮影)佐藤康光(右)を破って棋聖を奪還した羽生善治=18日、静岡県伊東市(飯田英男撮影)

 最終局で羽生は、そんな佐藤の新手を、佐藤を相手に指したのである。大山ばりの勝負術とみることもできるし、羽生の佐藤に対する深い敬意の表れとも感じられる。これを「現代に蘇った大山・升田対決」と言わずして何と呼べばいいのだろう。

 2007年以降、羽生と佐藤は20局を戦い10勝10敗。2人の実力は完璧(かんぺき)に拮抗(きっこう)している。「次の10年」いや「次の20年」にわたり、48歳の大山と53歳の升田が日本中の将棋ファンを熱狂させた昭和46年の第30期名人戦のような名勝負を2人には戦い続けてほしい。

 産経新聞社から「来期も観戦記を」との話をいただき、私は「喜んで」と答えた。すでに第80期棋聖戦の予選は始まっている。果たして誰が羽生に挑戦するのだろうか。捲土重来(けんどちょうらい)の佐藤か、あるいは若き俊英の挑戦か、興味は尽きない。そしてそのとき羽生は、いったい何冠を保持していることだろう。

                  ◇

【プロフィル】梅田望夫

 うめだ・もちお 昭和35年生まれ、慶応大卒。米コンサルティング会社に入社し、カリフォルニア州シリコンバレーに駐在。平成9年に独立し、コンサルティング会社「ミューズ・アソシエイツ」を創業。著書に「シリコンバレー精神」「ウェブ進化論」「ウェブ時代をゆく」など。

このニュースの写真

佐藤康光(右)を破って棋聖を奪還した羽生善治=18日、静岡県伊東市(飯田英男撮影)

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。