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【第79期棋聖戦五番勝負第4局】羽生勝ち、決着は最終局に
佐藤康光棋聖(棋王)に羽生善治名人(王座・王将)が挑戦している産経新聞社主催の将棋タイトル戦「第79期棋聖位決定五番勝負」の第4局は、佐藤2勝1敗の後を受けて8日午前9時から愛媛県松山市の道後温泉「宝荘ホテル」で行われ、午後6時50分、90手までで後手の羽生が勝ち、対戦成績を2勝2敗の五分として決着を最終局に持ち越した。持ち時間各4時間の1日指し切り制。残り時間は羽生7分、佐藤1分。第5局は18日、静岡県伊東市の「わかつき別邸」で行われる。
立ち会い人・石田和雄九段の合図で対局は始まり、戦型は後手・羽生の1手損角換わり。佐藤が序盤▲2四歩と仕掛け、羽生は16手目△3三桂と跳ねて大駒が飛び交う大乱戦となった。「佐藤さんがケンカを売って、羽生さんが買った形です」と副立ち会い人の勝又清和六段。
その後、1手指すごとに控室検討陣の優劣判断が揺れるような驚きの手が続出。終盤、押され気味とされた佐藤が懸命に盛り返したが、最後は「羽生さんらしい寄せ」(石田九段)で羽生が難局を制した。
羽生名人の話「難しい将棋で最後の最後まで分かりませんでした。80手目の△5九飛成でちょっとよくなったかなと思いました」
佐藤棋聖の話「▲2四歩と突いたから大乱戦は仕方がないです。△3一馬(64手目)と引かれて思わしい手がありませんでした」
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩
△9四歩 ▲2五歩 △8八角成
▲同 銀 △2二銀 ▲2四歩
△同 歩 ▲同 飛 △3五角
▲2八飛 △5七角成▲1五角
△3三桂 ▲2二飛成△同 飛
▲3三角成△4二飛 ▲5八金左
△3五馬 ▲1一馬 △6二玉
▲6九玉 △7二玉 ▲7八玉
△5二飛 ▲6六馬 △5四歩
▲7七桂 △6二金 ▲9六歩
△5五歩 ▲3六歩 △4四馬
▲6八金 △2二飛 ▲2八歩
△2七歩 ▲同 歩 △同飛成
▲3八銀 △2八龍 ▲6五馬
△1九龍 ▲4六香 △2六馬
▲5四歩 △6四香 ▲4三香成
△4八歩 ▲5八金上△3九飛
▲5三歩成△同 金 ▲5五馬
△5七歩 ▲同金直 △1八龍
▲5三成香△同 馬 ▲5四歩
△3一馬 ▲4四馬 △3八龍
▲6五桂 △5二歩 ▲6六歩
△6二銀打▲5三銀 △同 歩
▲同歩成 △6五香 ▲5四歩
△5六桂 ▲6五歩 △6八桂成
▲同 玉 △5九飛成▲6七玉
△3六龍 ▲4六金打△7八銀
▲6六玉 △5五香 ▲同 玉
△5七龍 ▲5六香 △6六金
(90手了)


